耳より情報
◆ラジエーター&オイルクーラーガードの必要性
走行中のラジエーターやオイルクーラーには走行風の他にも、「フロントタイヤから巻き上げられた小石やゴミ」、「前走車や対向車からの飛び石」、「ライトめがけて飛んでくる昆虫」、「サーキット走行時のタイヤカスやグラベル進入時の石」などなど様々な異物が高い速度で進入して来ます、、、
これらはアルミ製のラジエーターやオイルクーラーへ直接的なダメージを与えます。
異物との衝突によりコア部のフィンが潰されることによって冷却効果が失われ、場合によってはラジエーター内のクーラント、オイルクーラー内のエンジンオイルが流れているウォーターライン・オイルラインを破損させてしまい、クーラントやオイル漏れを引き起こし深刻なエンジントラブルとなる場合や、そのまま走行不能となってしまい後日高額な修理をする事になったケースが有ります。
◆桜井ホンダオリジナル ラジエーター&オイルクーラーガード開発の目的
スーパースポーツ車でツーリングをする場合や、真夏のサーキット走行時、全日本や鈴鹿8耐のレースを戦う上で要求される❝冷却効率❞と❝保護性能❞といった相反するテーマをいかにして両立させるか、またガード装着時の❝重量❞や❝強度❞、走行風がガードに当たることで高速域でハンドリングに悪影響を及ぼしてしまう現象を抑える為の❝通風性能❞を確保する事が課題でした。
この度「最大限の冷却効率」を確保し、「コア部と各ラインを強固に保護」できる効率的なデザインを採用、「軽量でタフな材質」を使用し、「ガード未装着車と同等の通風性能」を確保した、各性能を高次元でバランスさせた 桜井ホンダオリジナル ラジエーター&オイルクーラーガード が完成致しました。

桜井ホンダオリジナル ラジエーター&オイルクーラーガード を制作するにあたり、様々な車両や弊社レース車両の各ガードを作成して頂いている、エッチングファクトリー(冨士精密工業株式会社)様と共同で開発することによって完成度の高いラジエーター&オイルクーラーガードが作成できました。
お客様のCBR1000RR-Rに是非装着して頂きその高い性能や安全性を体感して頂きたいと思います。
◆桜井ホンダオリジナル ラジエーター&オイルクーラーガードの特徴
POINT① 最大限の冷却効率と通風性能の向上
他社のラジエーター・オイルクーラーガードに比べて、コア部の開口面積を限界まで広く取り、メッシュ部の幅を限界まで細くする事によって、冷却性能と通風性能を最大化しました。
POINT② 効率良くデザインされたコア部と各ラインの保護性能
SC82専用品としてガードの制作時に、ラジエーターのウォーターラインとオイルクーラーのオイルライン部それぞれの太さ、コア間隔を測定する時に各々を取り外して単品にし、正確に測定した上でガードを作成致しました。
結果、一番ダメージが入ってはならない各ライン上にメッシュを細かく配置し、効率良く保護が出来るデザインが可能となりました。
POINT③ 軽量でタフな素材
アルミやチタンの場合、強度を下げる事でしか実現できないメッシュラインの幅や板厚を、ステンレス(SUS304)を採用することにより強度を下げずに細いライン幅や広い開口面積を実現し、ガード自体の高いデザイン性を確保し軽量化を実現する事が出来ました。
また、桜井ホンダオリジナルではレース専用の最軽量ステンレス材を使用し、板厚やメッシュライン幅を最小の0.5㎜とする事で、最軽量のガードとなっています。
桜井ホンダオリジナル ラジエーター&オイルクーラーガード 重さ(実測値)
ラジエーターガード 137.5g
オイルクーラーガード 44.5g
合計 182.0g
<エッチングファクトリーの市販品に比べて、▲151.7g(46%)の軽量化を実現>
POINT④
桜井ホンダのレース車両にも採用されている高い信頼と品質
現在、桜井ホンダで全日本ロードレース選手権に出場しているCBR1000RR-Rのレース車両にも本商品を使用してレースを戦っており、製品のフィードバックをしながら本商品の開発をしてきました。
その証として桜井ホンダのレース用ロゴマークである伝統の○○マークをラジエーターガード部に刻印しました。
サーキットという高い速度域でもしっかりとラジエーターとオイルクーラーを保護する事が可能です。
また、各ガードを装着していても走行中は安定した水温、油温となっており ❝冷却効率❞と❝保護性能❞が高いレベルで両立した商品となっております。
桜井ホンダオリジナル ラジエーター&オイルクーラーガードSET
販売価格 33,000円(税込)
※取付には別途工賃が必要となります。
 
※詳しくは桜井ホンダグループ各店までお問い合わせください。